プロテイン太るは間違い!なぜそう言われるのか?

2020年02月17日

プロテインを飲んだら太る!?
というフレーズは、誰しもが、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、これは、思いっきり間違った常識。
そもそも『プロテイン』とは、タンパク質の英語のことであり、これを意外と知ってる人も少なく感じます。

なぜ、プロテイン(タンパク質)を摂ると太るという、根拠のない理論が出回っているのか?

今回は、このテーマに着目していきたいと思います。


【目次】

  • タンパク質は取りすぎてちょうど良い!
  • なぜ、プロテインは太ると言われるのか?
  • 正しいタンパク質の摂取で、体はどんどん変えれる。


タンパク質は取りすぎてちょうど良い!!

そもそも、タンパク質を摂ってない人ほど、『プロテインを飲んだら太る』と言います。笑

まず、タンパク質は、1日どれくらいを、最低目安に摂取したら良いのか?という所。

  • 『運動をあまりしない人』であれば、体重×1.2g〜1.3g
  • 『ジムなどで体を鍛えている人』であれば、体重×2.0g

これが、男性であれば、2.5gくらいは必須になります。
(もちろん品質はしっかりと管理する必要があります。)

これを、しっかりと摂取できてる人は、もちろん何の問題はないですが、一般的な家庭の食事に着目すると、この量は明らかに、足りてないのではないのかなと思います。

そういった意味で、感覚的には『タンパク質は、取りすぎてちょうど良い』と言うことになります。

『人間の体は、約30%近くは、タンパク質でできている』

人間の体は

  • 60%が水
  • 30%がタンパク質
  • 10%が脂質など

で構成されています。

見ての通り、水分の次に必要なのは、『タンパク質』です。

水分は、生きている中で、しっかりと摂取するとは思いますが、ですがタンパク質は、髪の毛や皮膚や爪や骨などなど、ほとんどがタンパク質で構成されています。

これだけ多くの部分を占めているタンパク質ですので、そうそう摂取しすぎたからと言って、なにか影響を及ぼすことはありません。


なぜ、プロテインは太ると言われるのか?では、なぜ、太ると言われるのでしょうか?

それは、『代謝』が大きく関係しています。

まず、代謝というのは、『基礎代謝』の事を指しています。

基礎代謝とは、なにもしなくても、自動的に『体の中で燃えてくれるもの』、熱を生む(エネルギー)です。
要は、『正常に働いている状態』が、代謝ということです。

この代謝なんですが、人間の体は、少し特徴があります。

もちろん人間の体は、口から入れたもので、エネルギーとして蓄えて、熱を生んで体を動かします。

ここで重要なのが、なにが燃えやすい(代謝しやすい)成分なのか?
という所になります。

  • 糖質=1gの消費に約4Kcal.
  • 脂=1gの消費に約9Kcal.
  • タンパク質=1gの消費に約9Kcal.

を使用します。

見ての通り、糖質よりも、『脂・タンパク質』は、倍以上の熱を生み代謝してくれます。

しかし、このブログでも、何度も発信しているように、現代の食生活は、糖質が非常に多い食事が目立ちます。

これにより、しっかりと『糖質を抑えた食事』をして、しっかりとタンパク質をと脂質を摂取すれば、しっかりと熱を生んで代謝してくれます。

もしこれで、糖質を多い食事のままで、タンパク質や脂質を摂取しても、体は『糖質から代謝しようとする』ので、特に、糖質が多い場合は、糖質の代謝でカロリーを使い切ってしまいます。

そうなると、タンパク質や脂質は、ずっと待機状態になって、一切代謝しないまま、『脂肪細胞』へ流れていきます。

ですので、タンパク質を沢山摂取しても、『糖質』を控えた食事をしなければ、何の意味もなくなります。

これがいわゆる、『タンパク質の摂取しすぎは太る』という所に、勝手に紐付けしている人が多いだけということです。

ですので、タンパク質の摂りすぎで太るということは、基本的には、絶対にありえません。

タンパク質量を増やしても、糖質を減らさなければ意味がないだけですので、しっかりと、糖質の量に着目してみていただけたらなと思います。


正しいタンパク質の摂取で、体はどんどん変えれる

このように、タンパク質は、人間のほとんどの部分を形成しています。

タンパク質は、血液をサラサラにしてくれます。
それによって、血液がしっかりと循環するので、冷え性も無くなります。

皮膚を作ってくれてるのも、タンパク質です。
タンパク質がしっかり摂れてると、肌質もまるで変わり、美肌効果バツグンです。

『アスリートや運動をする人が、プロテインを飲む』というのは、もうかなり古い常識であり、知識です。

『口から入れるもの(食事栄養)は、材料補給である』というのが、元々の食事の概念だとしたら、先ほども書いた、

  • 糖質=1gの消費に約4Kcal.
  • 脂=1gの消費に約9Kcal.
  • タンパク質=1gの消費に約9Kcal.

をしっかりと定量摂取して、体をしっかりと動かすことが、大事なのかと思います。

ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。


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